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新NISA「売却枠の当年中復活」はまだ決定じゃない!金融庁が2年連続で要望した背景と現行ルールの落とし穴
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時事・ニュース解説

新NISA「売却枠の当年中復活」はまだ決定じゃない!金融庁が2年連続で要望した背景と現行ルールの落とし穴

📅 2026.09.03 🔍 情報確認日:2026年9月3日時点 ⏱️ 約6分

「新NISAの売却枠当年中復活」とは、NISA口座内で保有商品を売却した際、その売却した分の非課税投資枠を売却した「同じ年内」に再び利用できるようにする制度改正要望です。現行制度では売却した分の生涯投資枠(簿価)が復活するのは「翌年」であり、年間投資枠(最大360万円)も当年中は増えません。金融庁は2026年8月末の令和9年度税制改正要望において、2年連続となる継続要望として本措置の早期実現を求めています。(出典:金融庁「令和9年度税制改正要望」2026年8月公表)

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Answer First この記事の結論

新NISAは『売ったら枠が戻る』制度じゃが、戻るのは翌年で簿価分だけという現行ルールの制約がある。当年中復活はまだ金融庁の『要望段階』であり、12月の税制改正大綱まで決定ではないぞい!誤情報に惑わされず、まずは現行ルールに沿って賢くリバランスを計画するのが鉄則じゃぞ!

新NISAで売った枠が年内に復活するらしい!」とSNSで話題ですが、実はまだ決定ではありません!金融庁が2026年8月末に公表した令和9年度税制改正要望で「継続要求」された段階です。現行ルールの「翌年まで枠が戻らない」不便さや、なぜ金融機関のシステム改修を急ぐのか、つみたて枠ETFの要件整備までカブ先生が徹底解説するぞい!

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「新NISAの売却枠が年内に復活する」って本当っすか!?

マネ太
マネ太
「カブ先生!SNSでめちゃくちゃ嬉しいニュースを見たっす!『新NISAで株を売ったら、年内にその枠をもう一度使って買い直せるようになる』って本当っすか!?これで年内の利益確定や銘柄入れ替えがやり放題っすね!」
ミライ
ミライ
「ちょっと待ってマネ太くん!それ、ネットの早とちり情報よ。金融庁が2026年8月末に出した『令和9年度(2027年度)税制改正要望』で求めているけれど、まだ要望を出しただけの段階なんだから!」
カブ先生
カブ先生
「フォッフォッフォ!ミライさんの言う通りじゃ!実はこれ、金融庁の資料にも『継続要望』と明記されておるのじゃ。つまり、前年の令和8年度要望でも同じ項目を出したのに、改正大綱には盛り込まれず見送りになった経緯があるのじゃよ。」
マネ太
マネ太
「ええっ!?もう決まった決定事項だと思ってたっす……!まだ決まってないんすね……!」

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現場の不満爆発!?知っておくべき現行ルールの落とし穴

カブ先生
カブ先生
「まずは、いまの新NISAの枠の仕組みを冷静におさらいしておくぞい。」

現行ルールの基本構造:

1 年間投資枠:つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=最大360万円。毎年リセットされ、翌年への繰り越しは不可。
2 非課税保有限度額(生涯枠):買付金額ベース(簿価)で1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)。
ミライ
ミライ
「問題は『枠が復活するタイミング』よね。商品を売却すれば生涯枠は空くけれど、使えるようになるのは【翌年から】なのよ。」
カブ先生
カブ先生
「その通りじゃ!たとえば、年初に360万円枠を使い切った人が、夏に相場の過熱を感じて100万円分(簿価)を売却したとする。しかし現行ルールでは、その年の年間枠はもうゼロじゃから、年内に100万円を別の有望銘柄に買い直すことはできんのじゃ。」
マネ太
マネ太
「せっかく非課税口座なのに、同じ年内にリバランス(銘柄の入れ替え)ができないのは確かにめちゃくちゃ不便っすね……!」
カブ先生
カブ先生
「うむ。『長期・安定的な資産形成』を推進する制度である以上、人生のライフステージや市場環境の変化に合わせて柔軟に資産を入れ替えられないのは制度の趣旨とズレておる。これが金融庁の問題意識なのじゃな。」

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なぜ金融庁は「今年度の改正」を急いでいるのか?

ミライ
ミライ
「でもカブ先生、NISAの生涯枠(1,800万円)を使い切る人なんて、最短でも5年(2028年以降)かかるはずですよね?どうして金融庁は今そんなに急いでいるんですか?」
カブ先生
カブ先生
「鋭い着眼点じゃな!金融庁の資料の注記にも、非常に実務的な理由が書かれておるぞい。」

金融庁が今年度の改正を急ぐ2大理由:

1 投資家の予見可能性を高めるため:将来の売買計画を安心して立てられるようにするため。
2 金融機関のシステム改修期間を確保するため:『年内の売却と再投資をリアルタイムで簿価管理する』というのは、証券会社のシステムにとって極めて大規模な改修が必要になる。今から法改正を決めておかないと現場の準備が間に合わんのじゃ!
マネ太
マネ太
「なるほど!法律が決まってからプログラムを書き換えるまで何年もかかるから、今のうちに決めておきたいってことっすね!」

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つみたて投資枠の「対象ETF要件整備」も同時に要求!

カブ先生
カブ先生
「さらに今回の税制改正要望には、もう一つの重要な柱があるぞい。それが『つみたて投資枠で買えるETFの要件整備』じゃ。」
ミライ
ミライ
「つみたて投資枠って、今は指定されたインデックスに連動する投資信託が中心ですよね?」
カブ先生
カブ先生
「そうじゃな。指定指数連動以外のETFについては『現状、要件未整備』とされ、対象外になっておる。金融庁はETF市場の環境整備が進んだことを踏まえ、より多様で低コストなETFをつみたて投資枠で買えるよう、選定基準を整えるよう求めておるのじゃよ。」

令和8年度の改正では、つみたて投資枠の年齢制限撤廃(いわゆる『こどもNISA』、2027年1月開始予定)などが盛り込まれたが、このETFの本格整備も今後の注目ポイントじゃな!

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まとめ:決定は12月の「与党税制改正大綱」を待て!

マネ太
マネ太
「カブ先生、結局この『当年中復活』はいつ決まるっすか!?」
カブ先生
カブ先生
「税制改正の要望が実際に通るかどうかは、例年12月中旬に発表される『与党税制改正大綱』で決まるぞい!」

絶対に間違えてはならないチェックポイント:

・復活するのは時価ではなく【買付時の簿価】

・現行ルールでは【売却枠の復活は翌年以降】

・当年中復活が実現しても【年間上限360万円の枠は変わらない】

・「当年中復活」は【まだ要望段階(決定ではない)】

ネット上の煽り文句に惑わされず、まずは現行ルールの仕組みをしっかり理解した上で、年末の税制改正ニュースに注目していくのじゃぞ!フォッフォッフォ!」

※投資商品には価格変動リスクや元本割れリスクがあります。実際の制度適用や税制上の取扱いは今後の国会審議等をご確認ください。

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CHARACTER & EDITORIAL
カブ先生
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金融教育ナビゲーター(架空キャラクター)

カブ先生 (Kabu Hakase)

お金や投資のキホンを初心者向けにわかりやすくナビゲートする「お金の学び」の金融教育キャラクター。難しい専門用語を初心者の目線に立ってやさしく解説するぞい!

お金のキホン解説 初心者ナビゲーター 企画・編集:お金の学び編集部
カブ先生より一言 「難しいことがあれば、いつでも『質問箱』から送ってほしい。」
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