【今さら聞けない】日経平均株価って何?TOPIXやダウ平均との違いと、知っておくべき「株価指標」の基本
株価指標(インデックス)とは、株式市場の全体または特定のグループの株価の動きを表すために数値化した基準のことです。市場の「平均気温」のような役割を果たします。
Answer First この記事の結論
日経平均は選ばれた225社の「株価平均」であり、一部の巨大な値がさ株の動きに強く引っ張られる偏りがあるぞい。市場の実態を測る「TOPIX」や、米国全体の「S&P500」など、指標ごとの計算ルールの違いを知ることは、投資信託(インデックスファンド)選びの第一歩じゃ。額面の数字に踊らされず、仕組みを正しく学んで資産を守り育てるのじゃぞ!
●ニュースで大騒ぎ!日経平均ってそもそも何?
●偏りだらけ?日経平均に潜む「値がさ株の罠」
この計算方法だと、トヨタの業績がどれだけ良くても、ユニクロ1社の株価がガクンと下がれば、日経平均全体が大きく押し下げられてしまうのじゃ。極端に言えば、他の220社が下がっていても、値がさ株の数社が爆騰すれば日経平均は上がってしまうのじゃよ。」
●全体を測るもう一つの主役「TOPIX」
・日経平均:選ばれたエリート225人の『身長(株価)』の平均。背がめちゃくちゃ高い人が数人いると全体の平均が一気に上がる。
・TOPIX:会場にいる全員の『体重の合計(時価総額)』。会社の規模を反映するため、トヨタのような超巨大企業の動きが強く影響するが、全体の実態を反映しやすい。」
●海外の指標も知ろう!ダウ平均とS&P500
1.ダウ平均(ダウ工業株30種平均)
アメリカを代表する超優良企業30社(アップル、マイクロソフト、コカ・コーラなど)の株価平均。日経平均と同じ計算方法(株価平均型)なので、やはり値がさ株の影響を受けやすい。
2.S&P500
米国市場の主要企業500社の株価を、時価総額ベースで計算(時価総額加重平均型)。TOPIXと同じ仕組みじゃ。米国市場全体の約8割をカバーしておるため、世界中の投資家が『米国経済の健康診断書』として最も信頼している指標じゃのう。
3.NASDAQ(ナスダック)総合指数
ハイテク・IT企業(エヌビディア、テスラなど)が多く上場するナスダック市場全体の時価総額ベースの指標じゃ。成長株の勢いを測るのに使われるぞい。
●投資にどう活かす?インデックス投資の選び方
🤔 よくある質問
Q. 日経平均やTOPIXそのものを1口だけ直接買うことはできますか?
指標(インデックス)自体は単なる統計数値なので直接は買えんぞい。ただし、それらと同じ値動きになるように設計された「投資信託」や「ETF(上場投資信託)」を購入することで、間接的にすべての構成銘柄に丸ごと分散投資することができるのじゃ。
Q. 日経平均の225社は一度選ばれたらずっと変わりませんか?
年に1回(原則として10月)、定期的な銘柄入れ替え(見直し)が行われるルールじゃ。業績が低迷した企業や市場の代表性が薄れた企業が除外され、今をときめく成長企業が新たに採用されるため、常に「日本の代表選手」が維持される仕組みになっておるぞ。
Q. 新NISAで日本株に投資する場合、日経平均とTOPIXのどちらが良いですか?
より広く分散され、特定の数社に左右されにくいマイルドな運用を好むなら「TOPIX」がおすすめじゃ。一方、輸出大企業や半導体関連といった日本を代表するメガ企業の成長に期待するなら「日経平均」のファンドが選択肢に入るのう。自分のリスク許容度に合わせて選ぶのじゃぞ。
カブ先生 (Kabu Hakase)
大手証券会社にて個人投資家向けの資産運用アドバイザーとして15年以上勤務。現在は「お金の学校」校長として、1,000名以上の初心者にNISAやiDeCoを通じた資産形成のノウハウを伝授している。座右の銘は「果報は寝て待て」。
